若手メッセージ
久慈病院 臨床工学技士 昆さん 読売理工医療福祉専門学校卒業
私は東日本大震災をきっかけに生まれ育った故郷の医療を支えたいと思っていました。県立病院を選んだ理由としては高度で良質な地域医療に携わることができると思ったからです。
実際に働いてみて、プリセプター制度や新人教育カリキュラムも充実しており、優しい先輩方に支えてもらいながら自分の知識を深めていくことができました。
入職4年目で結婚をして転勤となりましたが新しい職場では前の職場の上司と出会ったり、新たなメンバーと共に楽しく仕事をしております。また、現在は後輩ができ今までは教わる立場でしたが今までの経験を活かし別な緊張感を持ちながら仕事を頑張っています。
今後も地域の医療を担い、仕事を通して地元への恩返しをしていきたいです。
資格取得者メッセージ
中央病院 臨床工学技士 小澤さん
私は初任地で中央病院に5年、その後大船渡病院に2年と転勤し現在は再び中央病院で勤務しています。入局してからは機器管理、透析室、手術室、カテーテル室など様々な業務を経験してきました。困った時や、わからないことも優しい先輩方に丁寧にご指導していただき、毎日楽しく仕事をしています。
県立病院は資格取得のサポート体制が整っており、研修や学会へ参加する機会がたくさんあります。3年かけて取得を目指す体外循環技術認定士を先輩の手厚いサポートのおかげで昨年度取得することができました。今後もスキルの向上を目指すと共に、指導していただいた経験を後輩へ引き継いでいきたいと考えます。
ママ・パパ職員メッセージ
宮古病院 臨床工学技士 川澄さん
私は4歳になる子供がおりますが、1歳から3歳の間、院内の保育所を利用させていただきました。院内保育所なので、毎日の送り迎えや予防接種のための通院の際はとても助かりました。先日第2子が生まれたため、今度は産後パパ育休や男性職員の育児参加休暇などの制度を利用させていただこうかと検討しているところです。その他、朝夕の部分休業を取得することもできるので、子供の成長やその時の生活スタイルに合わせた働き方を選択することもできます。このような充実した福利厚生のおかげで、安心して仕事、育児に取り組むことができております。
中部病院 臨床工学技士 小野さん
出産を機に子育てと仕事を両立できる働き方を考えました。医療局では子供が就学前までいくつか働き方があり、自分のワークライフバランスに合わせて選べるのが特徴です。私は子供が1才半から始業開始時間を遅らせる部分休業を取得しています。しかし、子供が小さいと急病などイレギュラーなことが多く、早退やお休みを取らなければいけない場合もあります。そのような場合でも、まわりに働くママ、パパがいるので周囲の理解を得やすく、伝えやすい職場であると思います。先輩ママ、パパは子育てや復職の不安な相談にものってくれて頼りになる存在です。福利厚生や周囲の理解があることで子育てと仕事の両立しやすい環境が整っており、これは魅力の一つだと思います。
U・Iターン者メッセージ
久慈病院 主任臨床工学技士 中務さん
私は専門学校卒業後、東京都の透析クリニックに就職しました。12年間透析業務に従事し、結婚を機に出身地である岩手県の県立病院に再就職しました。配属先は地元でもある久慈病院となりました。30歳を過ぎてからの転職、新しい分野での業務など不安もありましたが、配属先の先輩に丁寧に指導していただき楽しく業務を行うことができました。地元での再就職は、希望していた事でもありますが、生まれ育った町の地域医療に貢献できる事を嬉しく思っています。
現在は、循環器業務や呼吸器業務、機器管理業務のほか新人看護師や研修医の安全教育業務なども行えております。また、長年従事していた透析業務を活かす場もあり、充実した毎日を過ごしています。
転勤経験者メッセージ
中央病院 臨床工学技士 齊藤さん
入職当時は人工心肺や集中治療に興味があり、多種多様な業務が経験できる中央病院を希望して配属されました。経験と知識を重ねるにつれて新たに手術支援ロボット「da Vinci」に興味をひかれるようになり、「da Vinci」導入のタイミングで胆沢病院への転勤が叶い、そこでとても貴重な経験をすることができました。
経験したことがない業務や新しい職場環境は、慣れるまで大変な部分もありました。ですがその分、明確にキャリアアップを自覚でき、また行く先々で多くの方との出会いと再会がありました。これからも多くの経験を積みながら、臨床工学技士として成長していけるよう頑張りたいと思います。